2017年02月17日
浜松・遠州灘、立ち入り制限
浜松・防潮堤工事で制限 海岸に入れず住民困惑(2017/2/16 08:18)
巨大地震の津波被害に備え静岡県が浜松市沿岸域で実施する防潮堤の整備工事に伴い、海岸への出入りに不便が生じて一般の利用者から戸惑いの声が上がっている。
安全のための措置だが、10キロにわたって出入りできない区域もあるという。
サーフショップ関係者らでつくる「浜松地域の海岸利用促進を求める会」のメンバーが15日、県庁を訪れ、通行可能箇所の増設などを求めたのに対し、県も対応の不備を認め要望に配慮する考えを示した。
「大勢のサーファーが練習の場を奪われている」。同会代表の男性(37)=同市南区=は県担当者に切実な思いを語った。
西区舞阪町では新たな工事が始まるのに合わせ、1月から国道1号浜名バイパスの北側から海岸につながる通路のほとんどが立ち入り禁止に。
大型駐車場も閉鎖され、観光客らの混乱も見られるという。
県河川海岸整備課によると、防潮堤整備は天竜川から今切口まで17・5キロの海岸で順次工事に取りかかり、進展に合わせて海岸に立ち入りできない区間を広げてきた。
現段階では、中田島砂丘付近から舞阪町付近まで約10キロの区間で連続して立ち入りできないという。
担当者は「住民への説明はしたが、十分に伝わっていなかった部分がある」とし、「意見交換をした上で、安全に配慮しながら意向に沿うように考えたい」と話した。
同会によると、付近の海岸はサーフィンや釣りで年間を通じて県内外から訪れる利用者が多い。西区の関連店舗などを対象として1月に実施したアンケートでは「損失を被った」などの声も寄せられたという。
男性は「地元への影響は大きい。ゴールデンウイーク前までには対応をお願いしたい」と早期の対応を望んだ。

巨大地震の津波被害に備え静岡県が浜松市沿岸域で実施する防潮堤の整備工事に伴い、海岸への出入りに不便が生じて一般の利用者から戸惑いの声が上がっている。
安全のための措置だが、10キロにわたって出入りできない区域もあるという。
サーフショップ関係者らでつくる「浜松地域の海岸利用促進を求める会」のメンバーが15日、県庁を訪れ、通行可能箇所の増設などを求めたのに対し、県も対応の不備を認め要望に配慮する考えを示した。
「大勢のサーファーが練習の場を奪われている」。同会代表の男性(37)=同市南区=は県担当者に切実な思いを語った。
西区舞阪町では新たな工事が始まるのに合わせ、1月から国道1号浜名バイパスの北側から海岸につながる通路のほとんどが立ち入り禁止に。
大型駐車場も閉鎖され、観光客らの混乱も見られるという。
県河川海岸整備課によると、防潮堤整備は天竜川から今切口まで17・5キロの海岸で順次工事に取りかかり、進展に合わせて海岸に立ち入りできない区間を広げてきた。
現段階では、中田島砂丘付近から舞阪町付近まで約10キロの区間で連続して立ち入りできないという。
担当者は「住民への説明はしたが、十分に伝わっていなかった部分がある」とし、「意見交換をした上で、安全に配慮しながら意向に沿うように考えたい」と話した。
同会によると、付近の海岸はサーフィンや釣りで年間を通じて県内外から訪れる利用者が多い。西区の関連店舗などを対象として1月に実施したアンケートでは「損失を被った」などの声も寄せられたという。
男性は「地元への影響は大きい。ゴールデンウイーク前までには対応をお願いしたい」と早期の対応を望んだ。

Posted by ウッチィー at 01:00│Comments(0)
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